どうして 共産党の1議席が 必要なの? 

 4月19日、候補者カーに乗った安田議員は市内各所で、共産党議席の値打ちを自らの実績を踏まえてお話ししました。その内容をお知らせします。長文ですが、どうぞお読み下さい。

 

「ただいまご紹介いただきました、南房総市議会議員の安田みゆきと申します。
 はじめに、23日投票の市議選、日本共産党の渡辺ゆうじ候補を議会に押し上げてくださいますよう、よろしくお願いいたします。


 4月15日、岸田首相の演説会場に爆発物が投げ込まれる事件が起きました。このような暴力行為は、憲法で保障された言論の自由を侵害する行為であり、断じて許されないことであるということを、まず申し上げておきます。


 私は、2010年4月から南房総市で議員を続けています。議員の仕事として、年4回行われる一般質問の他に、議案書を読み込み、質疑や討論を作り、議会だよりや民報で議会の様子をお知らせする、といったことをしています。

 ストレスの多い仕事ですが、日共産党の議員を続けている理由について考えたところ、「問題点を市民に知らせる役割」という部分が大きいように感じています。
 
 今日は、日本共産党の議員がいるといないとで違う分野、3点について、お話ししたいと思います。


🌠1つ目は、国保税や介護保険料のことです。

 来年度は、75歳以上の医療保険と、介護保険料の「同時改定」が行われます。館山市国保税は、今年度は6億4千万円の基金のうち3億2千万円を取り崩して引き上げを抑えるようですが、来年度はどうなるのかわかりません。多くの議員が、国保税や介護保険料などの引き上げに賛成する中で、質疑や討論を行い、国の負担を増やすよう要望し、基金があれば取り崩すよう提案しているのが、日本共産党の議員です。
 
🌠 2つ目は、平和の問題です。

 2021年12月1日、米軍のオスプレイが館山基地に緊急着陸しました。政府は「平和と安定のためにオスプレイが必要」としていますが、低空飛行によって、地域の平和と安定が脅かされる事態が起こっているのです。私は、昨年2月に一般質問でこの問題を取り上げ、市や防衛省に行って直接申し入れを行い、その様子を市民の皆さんに知らせてきました。館山市ではオスプレイ緊急着陸の件を、本会議や委員会で取り上げた議員は一人も見当たりませんでした。
 政府は、防衛予算を2倍に増やし、ミサイルをアメリカから爆買いするだけではなく、館山基地が核攻撃を受けた場合に備えて、司令部を地下に置く計画まで持っています。

 これらの戦争の準備行為に警鐘を鳴らす人が居ないと、どうなるのでしょうか。戦争が始まってしまえば、権力の暴走を止めることはできなくなります。戦争の準備段階で多くの人が反対の意思を示す必要があります。外交の失敗が戦争です。自衛隊員の命、すべての人の命を守るためにも、戦争の準備よりも外交努力が重要です。

 日本共産党は、憲法9条を活かした平和外交を提案しています。平和を守る1票は、日本共産党の渡辺ゆうじ候補へお願いいたします。
 
🌠 3つ目は、新型コロナのことです。

 今、感染者が増え始めているにも関わらず、国はインフルエンザ並みの扱いにしようとしています。千葉県は人口に対する発熱外来の数が、全国で最下位で
す。医療提供体制の強化と自宅療養者への支援を、日本共産党の議員団で連携して提案していきたいと思います。

 

 以上、国保税、平和、コロナの3点を例に、日本共産党の議員が議会で果たすべき役割について申し上げてきました。
 
 最後に、渡辺ゆうじ候補は、福祉の分野で仕事をした経験から、困っている人に寄り添う、優しく熱い志を持っている候補者です。今回の選挙は2人オーバーの激戦です。議席まであと一歩というところ迄追い上げています。
 ぜひ、皆さんのお力添えで、日本共産党の渡辺ゆうじ候補を議会に押し上げてください。」